歴史
さっぽろテレビ塔とは北海道札幌市中央区大通西1丁目の大通公園内にある電波塔です。1957年(昭和32年)に完成した当初はNHK札幌放送局および札幌テレビ放送 (STV) の電波発信塔としての役割を担っていました。。1956年(昭和31年)12月22日には開業に先駆けて完成した塔体からNHKがテレビ放送の電波を、開業後の1959年(昭和34年)4月1日にはSTVがテレビ放送の電波を発射し始めました。1961年にはテレビ塔の地上から60m(30階相当)に日本で初めての「電光時計」設置点灯しました。1971年には「第11回札幌オリンピック冬季大会」前に新設された札幌地下街[オーロラタウン(東西)・ポールタウン(南北)]のうちオーロラタウンとテレビ塔地下西側が直結。鉄塔部分の色は、完成当初は銀色だったが、煤煙汚れが目立ち、また冬季の視認性の問題が指摘されたことなどから、1963年(昭和38年)に「コッパーローズ(薄朱色)」に塗り替えられた。さらに、1969年(昭和44年)にはさらに濃い「クラウディレッド」となり、2002年(平成14年)に内外装の大改修が実施され、2・3階部分の外壁の色が薄い緑色から現在の濃い緑色になりました。2003年に社団法人日本照明学会からライトアップ優秀施設賞受賞。2010年には日本夜景遺産事務局より、日本夜景遺産に認定されました。
地名の由来
札幌にあることからさっぽろテレビ塔と名付けられました。
おすすめポイント
さっぽろテレビ塔を楽しむなら、絶対に一度は見ておきたいのがこの展望台からの景色です!展望台からは札幌を東西に分ける中心地、大通公園を一望する絶景を見ることができます。大通公園は季節ごとにたくさんのイベントが開かれており、その様々な移り変わりを、上から眺めることができます。そして毎年大人気の、テレビ塔の下で行われるビアガーデン。札幌市民のソウルフード、生ラムジンギスカンを食べながら、サッポロビールで乾杯!札幌の短い夏を存分に満喫したいなら絶対に外せない場所です。さっぽろオクトーバーフェストは2013年からテレビ塔1Fで開催されている、本場のドイツビールや音楽ライブなどを楽しむことが出来るイベント。全国各地で開催されているオクトーバーフェストですが、北海道のご当地グルメや特産物などが集結する、「さっぽろオータムフェスト」の期間に合わせて開催され、食欲の秋をビールとともに楽しむことができるのも魅力的です。またイルミネーションも注目で、テレビ塔の重要な見所の一つが、展望台ではなく、下から見るテレビ塔そのもの。一定のスケジュールで様々な色に変化し、街ゆく人の目を釘付けにします。日没時間によりライトアップからイルミネーションに変化するタイミングが変わるため、変わり目を見に行きたい方はテレビ塔ホームページでスケジュールを確認していきましょう。
住所・アクセス
〒060-0042 北海道札幌市中央区大通西1丁目
(1)札幌駅から徒歩で15分