名所旧跡の由来・歴史
御所市内で最も古い建物で、中世、吐田城主だった吐田越前守の子孫にあたる中村正勝が慶長期(1596〜1615)に建てたと推定される。
江戸前期の家の造りを今に伝えるこの建築物は、全国的にみても歴史的価値の高いもので、国の重要文化財にも指定されている。
名柄街道と東西の水越街道の交差点として開けたため現在も古い代官の家で、切妻段造、本瓦葺、六間取の豪邸である。
〒639-2321 奈良県御所市大字名柄338