八千代座

歴史

明治43年建築された「八千代座」は、国の重要文化財にも指定されている現役の芝居小屋です。柱の上の小屋組みには洋式工法が採用され、公演のない日は見学も可能。ドイツ製のレールを使った廻り舞台や花道など、江戸時代の歌舞伎小屋の様式を今に伝えています。

地名の由来

当時商工業で栄えた山鹿の旦那衆が八千代座組合を創設、一株参拾円の株を購入し建てた芝居小屋である。こけら落としは同44年1月で、歌舞伎の松嶋屋総勢91人による興業であった。

おすすめポイント

見上げれば天井を鮮やかに彩る旦那衆たちの店の広告の再現や大型の真鍮製のシャンデリア、ほのかな灯りをともす提灯など、明治から続くロマンを感じさせる空間を味わえます。

住所・アクセス

〒861-0501 熊本県山鹿市山鹿1499

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