歴史
天正13年(1585年)に豊臣秀次(秀吉の甥)が八幡山に城を築き開町したことに始まります。秀次は、八幡堀と琵琶湖とを繋ぎ、湖上を往来する船を城下内に寄港させることで、人、物、情報を集め、さらに楽市楽座制を実施することで城下を大いに活気づけました。
地名の由来
八幡堀の名の由来になっているのは、近江商人の尊崇を集めた古社、日牟禮八幡宮。 近江八幡が開かれる以前に鎮座した古社です。
おすすめポイント
琵琶湖を往来する荷船をすべて八幡湊に寄港させる制度もあり、琵琶湖舟運の拠点として、近江八幡発展の基礎を築いたのがこの八幡堀なのです。堀に沿っていくつかの土蔵や荷下ろしに使った石段が残り風情も満点です。
住所・アクセス
〒523-0837 滋賀県近江八幡市大杉町