八幡秋田神社

歴史

関ヶ原の戦いのあと、常陸国より佐竹氏が秋田に転封の際に、随伴した小場義成(佐竹西家)が慶長15年(1610年)に久保田藩 大館城の初代城代となり、入城の際に同時に佐竹氏の守護神である常陸国(現・常陸太田市)の若宮八幡宮の神霊を奉持し、大館城の守護神として城中に祀ったのが始まりである。

地名の由来

元の秋田国主中祖佐竹義昌朝臣常陸国に居住中、山城国石清水八幡宮を太田城内に勧請し、同宮社殿下の砂石を以て神実とす。又、同義人朝臣永享3年相模国鶴ヶ岡八幡宮を勧請し『今現存せる尊影は即ち之なりと伝う』又山城国稲荷神社及び常陸国鹿島神社の大神を勧請奉斎したのを慶長7年9月同義宣朝臣秋田遷封の際、当地に移転し、累代秋田城内に三社を建立して奉祀崇敬す。明治5年右各社を合祀して八幡神社と称す。

おすすめポイント

境内には狛犬とは別に1939年(昭和14年)建立の秋田犬の石像がある。

住所・アクセス

〒010-0876 秋田県秋田市千秋公園1−8

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