出羽神社(出羽三山神社)~三神合祭殿~

歴史

出羽三山神社の前身である出羽神社の創建は推古元年(593)に蜂子皇子(崇峻天皇の第3皇子)が羽黒大神を勧請した事が始まりとされます。伝承によると蜂子皇子は崇峻天皇が蘇我馬子に暗殺された為、都を離れ出羽に落ち延びたとされ、更に霊山である羽黒山に三本足の霊烏(八咫烏?)に導かれ登拝すると羽黒権現(羽黒大神)が出現し世のことわり意味を感得したと伝えられています。その後、蜂子皇子は羽黒山には寂光寺を開山すると月山、湯殿山と次々に開いて出羽三山修験の祖を築きました。

地名の由来

出羽三山神社の社伝によれば崇峻天皇の皇子、蜂子皇子(能除太子)が開山したと伝えられる。 崇峻天皇が蘇我氏に弑逆された時、蜂子皇子は難を逃れて出羽国に入った。 そこで、3本足の霊烏の導きによって羽黒山に登り、苦行の末に羽黒権現の示現を拝し、さらに月山・湯殿山も開いて3山の神を祀ったことに始まると伝える。

おすすめポイント

出羽三山のうち羽黒山では、湯殿山と月山の神々をもお祀りしています。鐘つき堂や五重塔など神仏習合の様子を色濃く残すほか、修験道の本拠地として、今でも山伏の方々が活動しています。出羽神社では、「出羽三山神社」、「蜂子神社」、「羽黒山東照宮」、「天宥社」、 「羽黒山五重塔」、末社「天地金神社」の6種類の御朱印をいただけます。コロナ終息まで「三山特別御朱印」と「蜂子神社特別御朱印」が頒布されます。

住所・アクセス

〒997-0211 山形県鶴岡市羽黒町手向羽黒山

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