歴史
北海道の聖公会(イギリス国教会を母体とする教会)では最も古い歴史を持ちます。1874年にイギリスのデニング司祭が函館に上陸し、舟見町に家を借りて布教活動を開始し、その4年後に教会が建てられます。しかしそのときの教会は基坂の下に建てられ、現在の場所にはありませんでした。度重なる大火により建物が焼失したため移転を余儀されなくなり、1979年に現在の場所に現在の教会が完成します。中世期におけるヨーロッパの教会にならった工法を用い、近代的なデザインとなっています。上から見ると茶色の屋根が十字架に見えるのも、そのデザインのためです。
地名の由来
四面の白壁に十字架をあしらい、函館山山頂やロープウエイに搭乗して眺めると、茶色の十字形をした屋根が印象的な建物です。
おすすめポイント
茶色の十字形をした屋根が印象的な建物は、四面の白壁に十字架をあしらい、函館山山頂やロープウエイからも眺めることができる。教会は観光の中心地である元町にあり、ハリストス正教会、カトリック元町教会が隣接。年間、のべ1万人に上る見学者が教会を訪れる。日曜礼拝のほか、コンサートも多数行われている。
住所・アクセス
〒040-0054 北海道函館市元町3−23