十和田神社

歴史

十和田湖に突き出す中山半島に鎮座する十和田神社は、大同2年(807年)に坂上田村麻呂が創建したと言われる古社。杉木立の参道を抜け、階段を上がると荘厳な本殿と拝殿が佇み、静謐な雰囲気が漂います。神秘的なエネルギーを感じられる、東北屈指のパワースポットとして知られています。

地名の由来

恐山と並ぶ二大霊場として信仰を集め、修行場として栄えた十和田神社。祭神として日本武尊が祀られていますが、明治の神仏分離までは東北地方に伝わる水神信仰の象徴であったといわれています。修行僧が十和田湖伝説の大蛇と戦って勝利し、龍へと姿を変えて「青龍大権現」として祀られたという伝説があり、境内の祠には、彼の履いていたという鉄の草鞋が奉納されています。

おすすめポイント

境内奥の断崖を鉄のはしごで降りた場所に占場があり、吉凶を占う場として信仰を集めています。十和田神社で授与された「おより紙」という紙を湖に投げ入れ、沈めば大願成就されると言われています。現在は占場へ下る梯子は通行止めとなっており、「乙女の像」の前に広がる御前ヶ浜で行うか、自宅のお風呂や洗面台でも気軽に占うことができます。

住所・アクセス

〒034-0301 青森県十和田市奥瀬十和田湖畔休屋486

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