歴史
900万年前の噴火によってできた吹割の滝は、溶結凝灰岩(ようけつぎょうかいがん)と呼ばれる岩石からできています。この岩石は900万年前の火山の噴火に伴って冷え固まったもので、その後長い長い年月をかけ浸食を繰り返し、現在の形になったのはおよそ1万年前とされています。
地名の由来
名前の由来は、この特徴的な地形の見た目からきています。 片品川の清流が凝灰岩・花崗岩を侵食し、川底に多数の割れ目をつくりだした形が、あたかも巨岩を吹き割れたようにみえること、その巨大な岩が吹き割れたところ三方向から流れ込む大量の河水が滝壺に跳ね返り、吹き上げる様子から名づけられたと考えられています。
おすすめポイント
幅30m、高さ7m。その圧倒的な迫力から、“東洋のナイアガラ”とも呼ばれています。周囲の遊歩道には吊橋や観瀑台もあり、緑の中を歩きつつ、さまざまなポイントから滝川を観賞することができます。
住所・アクセス
〒378-0303 群馬県沼田市利根町追貝