嘉穂劇場

歴史

開場は昭和6年、江戸時代の歌舞伎様式を伝える木造の芝居小屋です。間口10間(約18m)の大きな梁を構成することで、柱を使わずに建てられた千二百人を収容する客席は、この地がかつて炭鉱で栄えていたからできたと云える贅沢な空間です。明治時代に日本の近代化を支えた、福岡県の筑豊炭田。時代と共に炭鉱(ヤマ)は閉山し、その川筋に50あまりあった芝居小屋の中でただひとつ残ったのが、この嘉穂劇場です。

地名の由来

大正10年、今の劇場の前身となる「中座」として開場して以来、役者、歌手、噺家など、さまざまな演者たちがこの舞台でその芸を披露し、多くの人たちを楽しませてきました。2006年には国の登録有形文化財に指定され、2007年には近代化産業遺産として経済産業省より認定を受けました。

おすすめポイント

江戸時代からの伝統的な様式を伝える数少ない貴重な劇場。最大規模の木造劇場で、手動の廻り舞台や迫りを備える。客席は畳敷きで座布団を使用して座る。演劇やコンサートなどのほか、ファッションショー、結婚式、会議、会合など幅広く利用されており、伝統音楽や演芸を楽しみながらパーティなどもできる。

住所・アクセス

〒820-0041 福岡県飯塚市飯塚5−5番23号

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