歴史
七不思議が伝わる曹洞宗の寺太平山南麓の山懐につつまれた名刹大中寺は、はじめ真言宗の寺として久寿(きゅうじゅ)年間(1154~1155)に建てられたが、その後、衰退していたのを快庵妙慶禅師(かいあんみょうけいぜんし)が延徳(えんとく)元年(1489)に曹洞宗の寺として再興したという。
地名の由来
『雨月物語』には稚児への愛執から鬼に変じた僧が登場する「青頭巾」などという話がある。境内には「青頭巾」の伝説に関わる「根無し藤」など、「大中寺七不思議」と呼ばれるものがある。
おすすめポイント
あじさいの名所として親しまれる、太平山の自然に囲まれている名刹です。
住所・アクセス
〒329-4405 栃木県栃木市大平町西山田252