新橋駅

出典:sanpomiti.com

歴史

新橋駅とは、東京都港区にある、東日本旅客鉄道・東京地下鉄・東京都交通局・ゆりかもめの駅です。1872年10月14日開業。1909年12月16日には鉄道院の烏森駅として仮本屋で開業しました。東寺は旅客営業のみの旅客駅でした。その後、1889年7月1日には東海道本線が神戸駅まで全通し、国土の重要幹線に於ける東京側のターミナル駅として、東京駅の開業まで重要な役目を担うこととなりました。現在の駅は2代目で、1914年の東京駅完成により東海道本線の起点が変更され、それまでの烏森駅を新橋駅に改称して現在に至るとともに初代の新橋駅は汐留駅に改称され、荷物列車と貨物列車の専用駅となりました。開業に遅れて竣工した初代の駅本屋は、辰野葛西建築事務所が設計した万世橋駅を参考に鉄道院が設計したルネサンス様式煉瓦造りでした。その後関東大震災で内部を焼失する被害にあったものの、構体そのものの被害は軽微であったことから屋根部分の改修で戦後まで使用されましたが東海道線と横須賀線の分離運転に伴う同線の地下ホームの建設に支障をきたすことから、1970年(昭和45年)に撤去されました。また2010年7月19日から同年8月20日の間、発車メロディに『ウイスキーが、お好きでしょ』が使われ、話題となりました。これは発車メロディを使ったサントリーの広告という位置付けであり、JR東日本としては初めての試みでした。2013年には東海道本線プラットホーム拡幅工事を実施しました。

地名の由来

新橋町にあることから新橋駅と名付けられました。町名の新橋は、汐留川(新橋川)に架かっていた「新橋」(東海道の橋)に由来しています。ちなみに関東大震災前は「新橋」という町名は存在しておらず、 港区の新橋区域は関東大震災の際に大きな被害を受け地域全体がほぼ焼け野原になったという歴史がありますが、復興の為に大規模な町名整理され、現在の「新橋」という町名が誕生したのです。古くから「新橋駅」が存在し、歴史ある町名かと思われがちですが、町名としては比較的新しい地名です。

おすすめポイント

新橋は日本屈指のビジネス街です。毎日多くのサラリーマンが行き交っています。汐留、虎ノ門、中央区銀座の一部も含めて新橋エリアと呼ばれる事が多く、新日本石油、ソフトバンク、日本通運、パナソニック電工など多くの企業の本社がこの地域にあります。再開発により汐留周辺にはハイスペックな賃貸事務所や人気の観光スポットが増え若者にも人気の街となっています。特に駅から歩いてすぐの汐留エリアには「日テレ」の愛称で親しまれる、日本テレビの本社ビル、お土産ショップなどがあり、子供から大人まで楽しめる観光スポットとなっており、連日多くの人で連日賑わいを見せています。その他にも、近代的な高層ビルが並ぶ街並みは、散策を楽しむのにもピッタリです。JR「新橋」汐留口から徒歩5分、1872年に日本で初めて開通した鉄道のターミナル新橋停車場をそのまま再現しています。場所や造りもなるべく当時のままに近づけたという旧新橋停車場は、昔にタイムスリップしたかのようなレトロな雰囲気です。その外観を楽しむだけでなく、停車場内は現在博物館のような役割を果たし、常時鉄道にまつわる常設展や企画展が行われています。入場は誰でも無料なので、観光の際は気軽に足を運んでみてはいかがでしょうか。

住所・アクセス

〒105-0004 東京都港区新橋2丁目17

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