日下部民藝館

歴史

天領時代、日下部家は幕府の御用商人として栄えた商家で、役所の御用金を用立てする掛屋や両替屋を営みました。当時の邸宅焼失後の明治12年、大工・川尻治助が飛騨の匠の技を集め、江戸時代の建築様式そのままの見事な住宅を造り上げたのが現在の日下部家で、昭和41年に国の重要文化財に指定されて以降、民芸館として一般公開されています。

地名の由来

主屋は床面積が1502平方mの総檜造り2階建て。軒の出が深く、梁と束柱の力強い立体的な木組の吹き抜け空間や窓切りの変化など、高山の町屋建築の集大成といわれる。

おすすめポイント

飛騨の名棟梁川尻治助[かわじりりすけ]の手により、江戸時代の建築様式を忠実に伝えている。奥の土蔵を展示室に使い、日下部家伝来の渋草焼の初期のものなど、美術品や民芸品を公開している。

住所・アクセス

〒506-0851 岐阜県高山市大新町1丁目52

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