曽爾高原

歴史

奈良県宇陀郡曽爾村大字太郎路にある高原です。当高原は室生赤目青山国定公園第一種特別地域内にあります。倶留尊山(標高1038メートル)と亀山(標高849メートル)の西斜面から麓に広がる高原で、面積は約38ヘクタール。春になると山焼きが行われ、秋には一面がすすきに覆われます。

地名の由来

曽爾高原のススキは、昔から所在地区の屋根の材料として使われていましたが、トタンや瓦が普及したことにより年々使用が減っていきました。そのため昭和44年春には、杉などの植林が進められたそうです。しかし、村ではこの素晴らしい景観が杉山などに変わっていくことは忍びなく思い、約40haのススキの草原を奈良県に保護してもらうことになりました。

おすすめポイント

ススキで一面に覆われた草原で、3月中旬に毎年山焼きが行われ、春から夏にかけては一面に青い絨毯が敷かれたような爽快な姿をみせます。秋にはススキの穂が日差しを浴びて銀色・金色に輝き、毎年たくさんの観光客が訪れます。

住所・アクセス

〒633-1202 奈良県宇陀郡曽爾村太良路

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