歴史
本土寺は元々日朗・日像ら日蓮門人を輩出した平賀忠晴の屋敷跡と伝えられ、後に日蓮の支援者であった千葉氏家臣曽谷教信が法華堂を建立したとされている。 後に日朗が本土寺として開堂供養した(実質的な開山は、日朗門人の日伝であったとする説もある)。
地名の由来
本土寺の「本土」とは法華経壽量品に説かれる「我此土(わがこのど)」つまり、久遠実成の本仏であるお釈迦様がお住まいになる国土を意味しています。また本土寺の草木・花々は、仏土を鮮やかに彩る「宝樹」であり、お釈迦様だけでなく我々衆生をも「心の安らぎ」へ導くという祈りが込められているのです。
おすすめポイント
別名「紫陽花寺」と呼ばれているため、紫陽花の名所で知られていますが、実は本土寺は近年、五重塔新築や庭園造営などの境内設備が進んでおり、季節を通して楽しめる「四季の寺」なのです。春は桜、夏は紫陽花や菖蒲、蓮、秋は紅葉、冬は雪景色が楽しめます。
住所・アクセス
〒270-0002 千葉県松戸市平賀63