東京タワー

東京タワー

出典:akkeshi.cocolog-nifty.com

歴史

東京タワーとは東京都港区芝公園四丁目にある東京地区の集約電波塔で、1958年(昭和33年)12月23日に完成しました。建設地に関しては当初は上野公園付近への建設も検討されたが地下にある東京礫層地盤に基礎を打ち込むため、より浅い所にこの地盤がある現地域に決定しました。1957年(昭和32年)6月29日に増上寺の墓地を一部取り壊して建設が開始され、7月15日に最終的な設計図が完成し、9月21日には鉄骨の組み立てが始まりました。建設中の1958年(昭和33年)6月30日に昇っていた鳶職1人が強風に煽られて転落死し、この塔の麓にある増上寺で葬儀を行ったそうです。実際の工事期間は、昭和32年(1957年)6月29日から昭和33年(1958年)12月23日までのわずか1年半。昭和34年初頭の開業がすでに決まっていたから、異例のスピード工事で完成させました。現場では常時400人もの関係者が、朝の6時から夜の6時までフル稼働。鳶の職人たちは、想像を絶する高所で30センチほどの足場をつたいながら作業していました。そして1958年(昭和33年)12月23日に完成しました。3月29日 には昭和天皇・皇后両陛下が東京タワーを見学されました。天皇が訪れたのは、1958年の竣工以来はじめてだったそうです。

地名の由来

東京タワーという名称は公募により決定しました。公募の総数は86269通で、そのうち一番多かった名前は「昭和塔」でした。その他にも「日本塔」「平和塔」「宇宙塔」「プリンス塔」などがありましたが、審査会に出席していた徳川夢声という人物が、「一番しっくりくるのは東京タワーだ」という事で、結果的に「東京タワー」に決まりました。

おすすめポイント

東京タワーには、150mのメインデッキと250mのトップデッキという2つの展望台があります。メインデッキでは、立体的な東京の街並みを感じることができます。2018年にリニューアルされたトップデッキでは、ツアー形式でゆっくりと東京全体を見渡すことができるので、贅沢に楽しみたい人にぴったりです。チケットを買ってエレベーターに乗ると、まずは150mのメインデッキに到着。メインデッキには、景色だけじゃなくタワーを楽しむ仕掛けが満載です。ガラスの床で145mの空中に立ったような感覚が味わえる「スカイウォークウインドウ」は、東京タワーの名物としても知られています。高所恐怖症の人にはすこしスリルが大きいかも。勇気がある人はこの上をぜひ歩いてみてください。また地上250mのトップデッキには、事前に「トップデッキツアー」に予約をすることで行くことができます。ツアーでは、東京タワーの歴史に触れる「タワーギャラリー」を見学できたり、ドリンク、フォトサービスなど特別なおもてなしを受けることができます。

住所・アクセス

都営地下鉄三田線御成門駅A1出口下車徒歩6分

東京メトロ日比谷線神谷町駅2番出口下車徒歩7分

都営地下鉄浅草線大門駅A6出口下車徒歩10分

JR浜松町駅北口下車徒歩15分

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