歴史
1969年5月29日に東京都が附属小学校跡地を国から取得し、1990年8月18日 建設工事開始。 1961年に完成した東京文化会館に続き、東京都が都民のための音楽・演劇・歌劇・舞踊等の芸術文化の振興とその国際的交流を図るため1990年10月30日にオープンしました。翌年5月には大ホールにパイプオルガンが完成。マルク・ガルニエによって制作されました。芸術監督には 野田秀樹が正式就任。建物の老朽化が進んだため、2011年4月1日~2012年8月31日 改修工事に伴い全面休館。2012年9月1日 にリニューアルオープンしました
おすすめポイント
世界最大級のパイプオルガンを有するクラシック専用の大ホール、演劇・舞踊等の公演を行う中ホールと2つの小ホールを備えており、その音響は多くの音楽家から支持を得ています。その他にも4つの展示スペース、大小の会議室やリハーサル室も併せ持ち、展示や講座、ワークショップ等、上演以外の芸術活動も行うことができます。パイプオルガンは見た目の迫力だけではなく、音色も世界トップクラスです。またこのオルガンは回転式で2種類の面があります。第一の面は1オクターヴの中に8ヵ所の純正3度を含むミーントーンで調律されており、オランダ・ルネサンスの精神で作られています。第二の面は18世紀中部ドイツの味わいをもっており、バロック調律法、415Hzのピッチになっています。J.S.バッハやその同時代の人の作品に向いています。
住所・アクセス
〒171-0021 東京都豊島区西池袋1-8-1
JR・東京メトロ・東武東上線・西武池袋線 池袋駅西口より徒歩2分。駅地下通路2b出口と直結