東尋坊

歴史

今から約1,200 – 1,300万年前の新生代第三紀中新世に起こった火山活動で、マグマが堆積岩層中に貫入して冷え固まってできた火山岩が、日本海の波による侵食を受け地上に現れたものとされています。

地名の由来

東尋坊の名は、怪力の持ち主で悪いことを重ねていた東尋坊という僧の名前からきています。平安末期、平泉寺(現在の勝山市)の僧であった東尋坊は、美しい姫をめぐって真柄覚念という僧と恋敵となりました。ある時、岩場の上で酒宴を催した覚念は、東尋坊が酔っぱらったすきを見て、目もくらむような断崖絶壁から突き落としました。

おすすめポイント

荒々しい岩肌の柱状節理が延々と1kmに渡って続く勇壮そのものの東尋坊は、国の名勝・天然記念物に指定されています。なかでも岸壁の高さが20メートル以上に及ぶ大地の断崖は勇壮というより壮絶で、日本海の荒波が打ち寄せる姿は恐ろしいほどの迫力です。

住所・アクセス

〒913-0064 福井県坂井市三国町安島東尋坊

関連記事

  1. 焼岳

  2. 白兎海岸

  3. 万博記念公園

  4. 鳴門海峡

  5. 草千里ケ浜

  6. 西海国立公園 九十九島