歴史
歴史の宿金具屋は宿屋になる前は松代藩出入の鍛冶屋でした。当館の前を通る道は、善光寺と草津を結ぶ草津街道で志賀高原の山越えの宿場町として繁栄していました。それが渋温泉です。宝暦四年(1754年)に裏山「神明山」が崩れ、渋はほぼ半分が土砂に埋まるという甚大な被害をうけ、宿のあった場所も土砂に埋まってしまいました。その災害の復旧中に敷地内より温泉が湧出し、それを機に宝暦八年(1758)に宿屋となりました。現在の渋温泉が傾斜地になっているのはこのとき崩れた土砂の上に街が作り直されたためです。
地名の由来
宿になる前は鍛冶屋であったという理由で当時の松代藩主から「金具屋」と名付けられました。
おすすめポイント
有形文化財に登録されている斉月楼は、いつの時間でも重厚でレトロでたのしめますが、19時~22時まではライトアップもされているのでより一層神秘的な雰囲気を味わうことができます。また客室の種類が豊富で、その数なんと29種類!家具や装飾品もそれぞれ違うのでどのお部屋を選んでも楽しめます。こだわりの詰まったお部屋で贅沢な宿を満喫してみるのもいいですね。
住所・アクセス
長野県下高井郡山ノ内町平穏2202(渋温泉)