沖永良部島

歴史

花開く南国の島「沖永良部島(おきのえらぶじま)」は、和泊町、知名町の2町からなり、鹿児島市から南南西約546kmに位置する島です。奄美群島の中のひとつで、島の輪郭は西側を底辺とした東西に細長い二等辺三角形になっています。島の周囲は約60km、総面積94km2、島で一番高い「大山」は、標高245m程度で全体的に起伏の少ない平らな地形であり、全島のほとんどが珊瑚を起源とする石灰岩でできています。

地名の由来

四季を通じて亜熱帯性気候で、年間平均気温22.3℃、年間平均降水量は約1,840mmという温暖な気候と適度な降雨は、農業に適しており、島には赤土注)の畑が広がっています。島特産のばれいしょ(じゃがいも)やさとうきびの他、花開く南国の島のとおりテッポウユリやフリージアなどの球根栽培、キクやグラジオラスなどの花き栽培が盛んです。

おすすめポイント

樹齢百年を超え、根回りが8mもある「国頭(くにがみ)小学校のガジュマル」や海岸から40~50mの断崖絶壁から大海原を眺めることのできる「田皆岬(たみなみさき)」などの美しい自然があります。また、島内数十ヶ所の砂浜にはウミガメの産卵地が点在しており、貴重な環境が保全されています。

住所・アクセス

〒891-9204 鹿児島県大島郡知名町

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