海の中道

歴史

海の中道(うみのなかみち)は、福岡県福岡市東区にある志賀島と九州本土とを繋ぐ陸繋砂州である。全長約8キロメートル、最大幅約2.5キロメートルの巨大な砂州で、この砂州の北は玄界灘、南は博多湾となっている。うみなかとも略称される。福岡市内のリゾート地域として多くの施設を抱える。

地名の由来

「海の中道」という地名がいつ頃から用いられていたかは不明である。18世紀初めに貝原益軒により編纂された『筑前国続風土記』では、奈多の村民がすでに現在の通り「海の中道」と呼んでいたことが記されている。対して『続風土記』はここを奈多の浜と呼び、十数キロメートル北にある福津市勝浦から津屋崎付近のかつての砂州をもって「海の中道」とした。明治時代でも広くは名前が認められていなかったようで地形図には「俚称海中道」とある。

おすすめポイント

「海の中道海浜公園」は、約540ヘクタールという広大な敷地に、水族館「マリンワールド」やホテル、デイキャンプ場、動物たちとふれ合える「動物の森」などが点在している。

住所・アクセス

〒811-0321 福岡県福岡市東区大字西戸崎18−25

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