歴史
海遊館とは大阪府にある商業施設と併設した大型の水族館です。大阪ベイエリアの再開発を目的に、水族館と商業施設という海外での成功事例にならい、海遊館と天保山マーケットプレースが建設されることとなりました。1990年7月20日オープン。リング・オブ・ファイア(環太平洋火山帯)」と「リング・オブ・ライフ(環太平洋生命帯)」をコンセプトにしています。巨大水槽で環太平洋の海を再現し、従来の水族館の印象を劇的に変えた施設です。美ら海水族館に続くジンベイザメの展示を開始しました。2008年2月26日には海遊館入館者5,000万人達成。2014年にはエキスポランド跡地複合施設開発事業が着工されました。
地名の由来
海遊館のネーミングを一般募集したところ、「マリン」と名前が付くものが多く寄せられました。ところがマリンは全国的にありきたりな名前。それではインパクトが弱いと上沼氏が異議を唱えます。そこで漢字三文字で1票だけあった海遊館の名前が採用されることになりました
おすすめポイント
圧巻なのは、4階から6階までぶち抜いた深さ9mの巨大な太平洋水槽。この水槽をぐるりと取り囲むように日本や外国の海、北極や南極に暮らす生きものたちが10の地域に分けられて展示されています。そして海遊館のシンボルであるジンベイザメ。日本の水族館で飼育しているのは5か所のみで、そのうちの1つということもあり貴重な存在です。018年3月に「海月銀河」としてリニューアルオープンしたこの施設。暗闇の中で引き立つのはクラゲの透明感。漆黒の空間にフワフワと漂う姿は、まるで宇宙を漂っているかのよう。何とも神秘的な世界は見る人を魅了します。
住所・アクセス
〒552-0022 大阪府大阪市港区海岸通1-1-10
大阪メトロ中央線「大阪港駅」から徒歩で(約5分)