歴史
吹上浜に昭和18年夏から19年末にかけて建設された陸軍最後の特攻基地「万世飛行場」跡に、平和への想いを込めて建てられました。館内には吹上浜沖から引き揚げられた、「零式水上偵察機」や、死を間近に控えた隊員たちが肉親・愛する人達へ宛てた最期のメッセージ、“至純の心”を綴った「血書」、遺品、遺影などを多数展示しています。
地名の由来
館の外観は、パイロットが生まれて初めて飛んだ憧れの練習機「赤とんぼ」の複葉型を模し、大屋根に平和を祈る合掌をシンボル化したユニークな「複葉合掌型」の形をしています。
おすすめポイント
敷地内に建碑された万世特攻慰霊碑「よろずよに」の前では毎年、慰霊祭がとり行われています。
住所・アクセス
〒897-0302 鹿児島県南九州市知覧町郡17881