猿沢池

歴史

天平21年(749年)興福寺が行う「放生会」の放生池の為に、興福寺南花園に「佐努作波池」として築造された人工の池です。放生会(ホウジョウエ)とは、捕獲した魚や鳥獣を野に放し、殺生を戒める宗教儀式で、仏教の戒律である「殺生戒」を元とし、日本では神仏習合によって神道にも取り入れられました。興福寺五重塔や周囲の柳が水面に映る風景が美しく景勝地として知られていて、中秋の名月の日には采女祭が行われます。

地名の由来

名前の由来は、インドのヴァイシャーリー国の猴池(ビコウイケ)から来たものと言われています。猴の字義としては、尾の短い種類の猿をさしています。

おすすめポイント

猿沢池の水は、決して澄むことなくまたひどく濁ることもない。水が流入する川はなくまた流出する川もないのに、常に一定の水量を保っている。亀はたくさんいるが、なぜか蛙はいない。なぜか藻も生えない。毎年多くの魚が放たれているので増える一方であるにもかかわらず、魚であふれる様子がない。水より魚の方が多くてもおかしくないような池。

住所・アクセス

〒630-8213 奈良県奈良市登大路町猿沢49

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