歴史
西山温泉 慶雲館の歴史は、慶雲2年(西暦705年)に遡ります。日本書紀によると和暦の元号は、西暦645年7月17日孝徳天皇の即位の時「大化」が始まりとされています。その後「白雉」になり、文武天皇の「慶雲」は5番目の元号になります。「慶雲」とは夕空に現れる吉兆とされる雲という意味があるそうです。慶雲2年(705年)に当地で狩猟を行なった藤原真人が、狩猟を行なった際に川の岩の間より盛んに噴き出している温泉を発見。険しい山道を切り開き、湯壺を造営して開湯したのが始まりとされています。武田信玄や徳川家康の隠し湯としても利用されました。
地名の由来
慶雲年間に造られたことから「慶雲館」と命名されました。
おすすめポイント
この湯量は、草津温泉の湧出量の20分の1、その湯をたった一軒で使用しています。そのため、日本随一の湯量を誇り、宿のお風呂は、すべて源泉かけ流し。全客室のお風呂も、温泉が楽しめます。大浴場や家族風呂を合わせると、全部で6種類。温泉が豊富でどの浴槽も広々しています。また、慶雲館は山間にあるため静かなひと時を楽しめます。そして更に世界で一番古い温泉旅館として2011年にギネスブックに認定されています。
住所・アクセス
〒409-2702 山梨県南巨摩郡早川町西山温泉 慶雲館