歴史
文徳天皇実録によれば、斉衡3年(856年)12月29日突如として海が光り輝き常陸国鹿島郡大洗に御降臨をされました。その時、里人の一人に神憑りをし「我は大奈母知・少比古奈命なり。昔、この国を造り常世の国を去ったが、人々の難儀を救う為に再びこの地に帰ってきた」と仰せられ、ここに当社が創建されました。
地名の由来
大滝根山の麓、山深く入った景勝の地、丘陵の中段に石灰岩の岩壁を利用し建てられた美しい社殿で飛騨の工の一夜の作ともいわれています。
おすすめポイント
崖に寄り添い社殿の半分を岩山に懸けるようにして造られているため「懸造り」と呼ばれ、福島県内の神社においては他に類を見ない非常に珍しい建築物です。飛騨の匠が一夜で作ったともいわれています。田村市の有形文化財に指定されています。
住所・アクセス
〒963-4612 福島県田村市常葉町早稲川上遠野232