歴史
日高山脈の末端、沖合へと岩礁が続く襟裳岬(えりも岬)の突端に建つ白亜の灯台。 明治22年に初点灯しましたが、第二次世界大戦の爆撃で倒壊。 現在の灯台は、昭和25年に再建された2代目で「日本の灯台50選」にも選定されています。
地名の由来
幕末の探検家・松浦武四郎の『戌午東西蝦夷山川地理取調日誌』にはエリモサキ、ヲン子(ネ)エンルン、遠くから襟裳岬を望むとネズミが伏せた様に突き出ていることに由来と記しています。 オンネ・エンルムだとすればonne-enrum=大きい・岬、あるいは松浦武四郎のonne-erum=大きい・ネズミ)ということに。
おすすめポイント
北海道の背骨と呼ばれる日高山脈が次第に標高を下げ、そのまま太平洋に沈んでいく、壮大な大自然のドラマを実感できるのが襟裳岬。 長年に渡って荒波に洗われているにもかかわらず、遠く2キロメートル沖まで岩礁地平等が続く光景は感動的。
住所・アクセス
〒058-0343 北海道幌泉郡えりも町字東洋367