角屋もてなしの文化美術館

歴史

角屋は島原開設当初の寛永18年(1641)から連綿と建物・家督を維持しつづけ、江戸期の饗宴もてなしの文化の場である揚屋建築の唯一の遺構として、昭和27年(1952)に国の重要文化財に指定されました。揚屋とは、江戸期の書物の中で、客を「饗(もてな)すを業とする也」と定義されているところによると、江戸期の民間の大型宴会場でした。大座敷に面した広庭に必ずお茶席を配するとともに、庫裏と同規模の台所を備えていることを重要な特徴としています。

地名の由来

島原は官命により、前身である六条三筋町(現在の東本願寺の北側)から、1641年(寛永18年)に現在の朱雀野に移されました。その移転がとても急でまるで戦のようだったため、九州の島原の乱にたとえられて、島原と呼ばれるようになったと言われています。

おすすめポイント

所蔵美術品では、昭和58年(1983)に蕪村筆「紅白梅図屏風」が重要文化財に指定されました。また、平成元年(1989)には財団法人角屋保存会が設立され、平成10年度からは「角屋もてなしの文化美術館」を開設、角屋の建物自体と併せて所蔵美術品などを展示・公開しています。平成22年には角屋の庭が「京都市指定名勝」に指定されました。

住所・アクセス

〒600-8828 京都府京都市下京区西新屋敷揚屋町32

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