歴史
近習詰所は、近習頭や近習役、筆者、側近など、約20名あまりの役人が詰めていた場所です。その役人たちは、国王の朝夕の雑用や居住空間である御内原からの出入りに付き添っていました。
地名の由来
建物は南殿の東側に隣接し、南殿や黄金御殿などと二階部分で連結していました。その内部には鈴引と呼ばれる小座敷や、御茶煮詰(おちゃにつめ)と呼ばれる部屋がありました。建物の創建年は不明です。
おすすめポイント
表(行政)空間と奥である御内原(生活)空間を結ぶ建物で、南殿(なんでん)と黄金御殿(くがにうどぅん)の二階分を連結しており、内部には錫引きと呼ばれる部屋がありました。この建物は焼失しました。
住所・アクセス
〒903-0815 沖縄県那覇市首里金城町1丁目2−番地