須佐ホルンフェルス

歴史

国指定の名勝及び天然記念物「須佐湾」に位置する自然造形美(高さ12m)で、灰白色と黒色の縞模様が美しいものです。灰白色部分は砂岩層、黒色部分は泥岩層からなる須佐層群に火成岩体が貫入し変成岩に変化したものです。

地名の由来

「ホルンフェルス」とは、砂岩や頁岩層からなる須佐層群が堆積したあと、約1,500万年前にその層を高温の火成岩体(マグマ)が貫入し、熱作用により変成岩(接触変成岩)に変化したものです。割ると角張った破面で割れることから角石の意味で、ドイツ語でホルンフェルスと言われています。

おすすめポイント

灰白色と黒色の縞模様をなす雄大な様子は、国指定の天然記念物及び名勝である景勝地・須佐湾の内でも最たるもの。「日本の地質百選」や「21世紀に残す日本の風景遺産100選」に選ばれています。

住所・アクセス

〒759-3411 山口県萩市大字須佐高山 北海岸

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