飯沼観音 円福寺

歴史

銚子漁港近くにある真言宗の古刹が円福寺(飯沼観音)で、正式名は飯沼山円福寺。 神亀5年(728年)、漁師清六と長蔵の網にかかった十一面観世音菩薩をお堂に祀ったのが起源とされ、開基は空海(弘法大師)。 その後は地元の豪族・海上氏の尊崇を受けて隆盛しました。 坂東三十三観音第27番霊場にもなっています。

地名の由来

寺の建つ台地には中世に海上氏の居城・飯沼城があったと伝えられています(近世の高崎藩銚子陣屋跡は銚子市陣屋町の陣屋町公園になっています)。

おすすめポイント

観音堂近くにある飯沼水準原標石は、「日本における河川測量の原点」で土木遺産に認定。明治5年にオランダ人技師団、アイザック・アン・リンド(I.A.Lindo)が設置したもので、現在も利根川、江戸川などの河川計画の基準高になっています。

住所・アクセス

〒288-0054 千葉県銚子市馬場町1−1

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