歴史
鳥羽水族館とは三重県鳥羽市にある水族館です。1955年に開館し、水量80トンほどの魚類プールとウミガメ、イセエビ、マダコのオープン水槽があり、海岸に回廊を巡らせた「天然水族館」では、ペンギンやアシカなどが飼育され、マダイの群遊が人気を呼んでいました。1965年には水族館を拡張してイルカ類の飼育を開始。1975年に昭和天皇・皇后両陛下をお迎えしました。10月にアラスカよりラッコが到着。「オーシャンホール」での飼育と翌年に誕生した日本初の赤ちゃん「チャチャ」が日本中に「ラッコブーム」を起こしました。
地名の由来
三重県鳥羽市にあることから名付けられました。鳥羽という地名は、泊浦・泊がなまったものといわれ、鳥羽と書くようになったのは、氏神賀多神社の縁起を説いた「賀多社古老口実伝」にある、天照大神の八王子神が鷲の羽の舟に乗って児谷(ちごだに)(宮の谷)に天降ったという伝説に由来するといわれています。
おすすめポイント
海獣の王国のエリアは水族館の人気者である、アザラシとアシカが見られます。中でもおすすめなのが、ゴマフアザラシ。ずんぐりと可愛らしい姿には、とても癒されます。人魚の海のエリア。こちらの水槽では、日本でここだけしか見られないジュゴンを展示しています。人間と同じ哺乳類で、人魚伝説のモデルにもなった生きものです。日本でジュゴンを見ることができるのはここだけです。
住所・アクセス
〒517-8517三重県鳥羽市鳥羽3-3-6